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7.1.10 プロットでグリッド (目盛り)ライン を調整する

デフォルトでは、Y 軸にのみグリッド線が適用されています。例、ラベル付きのチック。当然、これの変更は可能です。 グリッド線は、X、Y、Y2 軸のいずれの軸にも使用できます。また、グリッドに小さなチェック マークをつけることも可能です。例、ラベルなしのチック。上記のグラフにこれを適用する方法を見てみましょう。

グリッドは、グラフの xgrid あるいは ygrid コンポーネントを通じて指定できます。Y グラフの補助グリッド線を表示する場合、以下の通りに記述します。

$graph->ygrid->Show(true,true)

1 番目の引数で、グリッドを表示するかどうかを指定します。2 番目の引数で、補助グリッド線を表示するかどうかを指定します。

Y2 軸にもグリッド線を表示する場合は、以下の通りに記述します。

$graph->y2grid->Show(true,true)

注意:結果のイメージがビューワーでは読みづらくなるので、一般的には、Y 軸と Y2 軸の両方にグリッドを表示するのは良いアイデアではありません。

また、X 軸のグリッドを表示するには以下の通りに記述します。

$graph->xgrid->Show(true)

上記の場合は、補助グリッド線を表示しません。

これらをすべて使用することで、X 軸と Y 軸のグリッド線を表示できます。



図 20:X 軸のグリッド線、Y 軸のグリッド線と補助グリッド線を表示する [ソース]

注意: Y 軸の最初の値が X 軸に近すぎると感じたら、SetLabelMargin() メソッドを使用して余白を増やすか、HideFirstTickLabel() メソッドを使用して最初のラベルを非表示にしてください。


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