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12.1 等高線グラフの入力データ

等高線グラフの入力データは行列です。

行列内の各エントリの値は、行列内の高さ(「row,col」の指定)を意味します。

これから扱う全てのサンプルでは、以下の行列データを使用します。

<?php
$data 
= array(
            array (
0.5,1.1,1.5,1,2.0,3,3,2,1,0.1),
            array (
1.0,1.5,3.0,5,6.0,2,1,1.2,1,4),
            array (
0.9,2.0,2.1,3,6.0,7,3,2,1,1.4),
            array (
1.0,1.5,3.0,4,6.0,5,2,1.5,1,2),
            array (
0.8,2.0,3.0,3,4.0,4,3,2.4,2,3),
            array (
0.6,1.1,1.5,1,4.0,3.5,3,2,3,4),
            array (
1.0,1.5,3.0,5,6.0,2,1,1.2,2.7,4),
            array (
0.8,2.0,3.0,3,5.5,6,3,2,1,1.4),
            array (
1.0,1.5,3.0,4,6.0,5,2,1,0.5,0.2));
?>

初期設定では、エントリ(0,0)すなわちrow=0, col=0は、グラフ位置(0,0)すなわち左下角に対応します。

よって、行列データに対して、逆さの像が表示されます。

同じ行列データを使用して、同方向のグラフ(左上角をエントリ(0,0)としたグラフ)を作成するために、以下のメソッドContourPlot::SetInvert($aFlg=true)を使用します。

なめらかな等高線プロットを描画するためには、適切な数の点データが必要となります。「適切な」数 であるかどうかは、全体のグラフのサイズに依存します。 より大きいグラフには、よりたくさんの点が必要とされます。

なめらかな等高線プロットを作成するために、JpGraphでは、特定の深さで、自動的に線を補間する機能が提供されています。 補間することは、データの精度を向上させることではない、ということに注意してください。 なめらかな曲線を描くことは、単に、見せかけの点を作ることであり、結果的に精度を低下させることになります。

ヒント:

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